2020.04.28
持続化給付金申請のポイントまとめ|受付開始タイミング・対象・金額・申請期間等
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本当に困っている事業主の助け舟
持続化給付金とは?
持続化給付金は新型コロナウィルス感染拡大により、営業自粛などで多大な影響を受ける事業者に対しての、事業継続と再起のための給付金だとされています。
金額はどのくらい支給されるの?
支給金額は下記の通りです。
- 法人→200万円まで
- 個人事業者→100万円まで
※ただし上限があり、昨年1年間の売上からの減少分が上限になるとのことです。
↑ちょっと分かりにくいと思いますので、以下に計算式を記します。
前年の総売上(事業収入)-(前年同月比50%減月の売上✕12ヶ月)
↑つまりこういうことになります。
- 昨年と今年の同じ月を比較(2019年1月と2020年1月、2019年2月と2020年2月…)
- 昨年より売上が半分以下になっている月をみつける・・・(A)
- (A)の月の売上を12倍する・・・(A)✕12=(B)
- 昨年の総売上(C)から(B)を引く・・・(C)ー(B)=支給額
昨年同月比で売上が50%以下になっている月がひと月でもあればいい、というところがハードルの低いポイントになります。
対象の幅が広くとても柔軟
用途は限定されないの?
その他補助金・助成金のように特定の用途に対してではなく、幅広く使えるということが大きなポイントです。
どんな事業者にも支給されるの?
対象については、資本金10億円以上の大企業を除いた、
- 中堅・中小法人
- 個人事業者
- 医療法人
- 農業法人
- NPO法人
など会社以外の法人も広く対象となっています。
実際の申請手順は?
持続化給付金の申請手順は電子申請となるようです。令和2年度補正予算成立の翌日に窓口が解説されるとのことです。
おおまかな申請の流れ
- 持続化給付金Webサイトへアクセス(スマホ可)
- 申請ボタンを押す
- メールアドレス等を入力
- 入力したメールアドレスに届くメールを確認→本登録へ
- ID、パスワードを入力すると「マイページ」ができる
- 「基本情報」「売上額」「口座情報※1」を入力
- 必要書類を添付※2
- 申請
- 通常2週間程度で給付通知書が発送され登録口座に入金
※1…通帳の写し
※2…「2019年分の確定申告書類の控え」「売上減少となった売上台帳等の写し」「身分証明書の写し」
各種補助金・助成金と違い必要書類や手順が圧倒的に少ない流れとなっています。
持続化給付金申請におけるポイントのまとめ
- 前年同月比で事業収入が50%以下の月がひと月でもあること
- 個人事業者の上限は100万円
- 申請方法は電子申請(令和2年度補正予算成立後開設)
- 申請期間は令和2年度補正予算成立翌日〜令和3年1月15日
- 申請から支給までの期間は約2週間程度
とにかくお近くの商工会議所、商工会等へ相談へ
あくまで詳細は経済産業省の公開するWebサイト等からの情報をご確認ください。
そして分からなければお近くの商工会議所や商工会等へ駆け込んで下さい。きっと力になってくれると思います。