自分にできる地域貢献・活性化「地域のITリテラシーの向上」
一昨日地域貢献に対する思いを綴りました。
では具体的にできることは何だろうか。
根本解決以外は無意味
とは言いませんが、持続的な解決には繋がりにくいと思います。
では根本解決とは何なのか。よく言われる「魚を与えるのではなく魚の釣り方を教える」も一つのそれだと思います。
解決策の前に、そもそも目的をはっきりさせないといけませんね。
地域全体のITリテラシーを高めたい
まさにこれに取り組みたいと考えています。
個別に人や事業所の手伝いや応援をするよりも、自発的に持続的に発想・行動出来る状態にするべきだと考えるからです。
何故ITリテラシーの向上が必要か
以下昨日の出来事です。
客先にて、コロナ禍で売上が落ちているのでinstagramでのPRを頑張らないと、とSNSに取り組んでいる女性とお話をしました。私よりも少し上の世代の方だと思います。
ただなかなか操作方法が覚えられない、覚えても継続して続けないと忘れちゃう、他者のアカウントのようにホームページURLや住所をリンク付きで掲載する方法(プロアカウントのこと)が分からない、などのご意見がありました。
教えて欲しい、勉強会を開いてくれたら行く
前向きな姿勢で、そのように言って下さいました。
ただその場で操作方法を伝えても、また新しい問題が出てきた場合対応できないでしょうし、仰るとおり忘れてしまうかも知れません。
ただなんとかしなくちゃという意欲はしっかりある。
ググったらいくらでも出てくる情報
悪い意味ではなく単純に、今回の件に関わらずずっと疑問に思っていることでした。
「ググった方が早いのに」
今の時代、検索すればあらゆる問題の解決策が複数出てきます。検索無しでは問題解決の高速化がありえない。
「問題に対してピンポイントで説明を得られるから、聞いたほうが楽と思うのかな?」
ずっとこのように考えていましたが、もう少し掘り下げてみようと考えました。
「ググる」がそもそも選択肢に無い可能性
実際にこういう意見がありました。
そもそも目の前の問題の解決策がネット上にあると思っていない
実際にこういう意見がありました。
もう検索による問題解決が当たり前になりすぎて盲目的になっていました。
日常使用での検索では探さない・出てこない情報については確かに想像できないかもしれません。
検索の仕方が分からない
これは従業員の仕事を見ていて薄々気づいていました。
検索の仕方があまり上手ではない。
具体的に聞いてみると、そもそも「スペースを空けて検索する」という理解が無い人もいました。
なおかつ検索キーワードも「instagram ホームページを表示」などの、サーチエンジンが絞りきれないような入力になってしまう。(ある程度汲み取ってくれるとは思いますが)
解決策が載っているページに使われているであろう単語を想定してキーワード選定をするのではなく、まるでGoogleにお話をするような入力になっている感じでした。
結果として正しい記事に出会えない
適切な検索ができないために、必要な記事と出会えない。
だから「解決策が無い」と思ってしまう。
もしくは探すのが大変だと思ってしまう。
結果として「聞いたほうが早い」に
- ネット上に解決策があるということが分からない
- 解決策に出会う工程が大変
だから「聞いたほうが早い」という結論に至っているという仮設を立てました。
ITリテラシーを向上するには
上記を踏まえて、なら「検索能力を向上する」ことができれば、皆がこれからやりたいことに対して
自発的に自己解決できる→新しいことが出来るようになる→新たな問題ややりたいことが発生する→自己解決できる→・・・
という好循環が生まれ、各個人のITスキルの向上、ひいては地域全体のITスキルの向上に繋がると考えます。
実際にやってみること
まずは検索能力向上に絞って事業化を進めてみます!
近隣の、狭いエリアから実験をして、反応や成果をみながら事業のブラッシュアップを行います。
当然同様の考え方や、検索能力向上に関する情報も多数存在すると思いますので、並行してインプットを行います。
事業名はどうしようか。
随時過程を配信しますので、引き続きよろしくお願い致します。