一部の自称インフルエンサーが多くのインフルエンサーの価値を下げていると感じた経験
自分に価値があると過剰に勘違いをしている
今回のケースで感じたことは自分で自分に価値があると自覚をし、
それを表に出してしまっていたことでした。
自覚するだけなら、自身に繋げるために必要かもしれないですね。
実際にあったママさんインスタグラマーさんのケース
仲介人を通じて名刺制作の相談を受けたことから始まりました。
私はそのインスタグラマーさんご本人とは面識はありません。
その仲介人はインスタグラマーさんの知人です。
うちのスタッフがその仲介人と親しいので、
今回相談を持ちかけてくれたという経緯がありました。
まずは仕様をもとに見積書を提出しましたが、
ディスカウントを求められ再提出することに。
他社にも相談をしているということで、
今回の実績がうちのメリットにもなるということで、
なんとか値を下げて話を進めましょうとの提案を仲介人から受けました。
というのも、名刺ができればそのインスタグラマーさんのアカウントで紹介をしてもらえるという前提があったからです。
フォロワー数が数万あるそうなので、
紹介されれば実際に反響はあると思います。
仲介人はうちのスタッフとの関係上なんとかうちに仕事をくれようとしてくれていました。
ただ減額をした見積書を提出した後、
今回は無料で制作できないかという相談を先方から受けました。
自分のアカウントで紹介をすれば制作費以上の広告効果でペイできるし、
無料で対応すればうちでの制作を決定するということでした。
こちらとしてはアカウントでの紹介を前提に減額を求めてきた時点でやる気は失せていたのですが、
スタッフの友人からの紹介ということでこの無料制作について受けることにしました。
それで仲介人の顔も立つし、今回は仕方ないと制作が決定したのですが、
その後制作のはなし自体がなくなりました。
理由はそのママさんインスタグラマーさんの就職が決まったからだそうです。
あれだけ相見積業者を含めた他者を巻き込んでおいて、
その結末にあ然としました。
自身のアカウントの価値を過剰に評価してそれをビジネスの交渉材料にまでしていたにも関わらず、
自分の都合で簡単にリセットをしてしまえる神経に「インフルエンサー」というものの価値に懐疑的にならざるを得なくなってしまいました。
責任感の無さによる行動のブレ
今回の件については、本人の責任感の欠如だと考えています。
自分に価値があると過剰に考えてしまい、
その影響力からある程度のことは許されると思ってしまったのか。
時代や自身の環境変化によって行動を変えていくことは必要なのでですが、
その過程においてある程度謙虚な対応が必要ではなかったと思います。
価値があるかどうかは周りが決めること
多くの成功者はやはり謙虚であると考えています。
そもそもそのような人たちに虚勢を張る必要がないから。
そしてその人達の価値は何より周りの人が決めています。
自分で自分に価値があると自覚し、
それを表に出してしまうと結局うまくいかなくなると感じたケースでした。