なお
2020.06.14

引き算という考え方によって変わるビジネスと人生

自分は大雑把な性格で、仕事量が把握できず、部屋も片付かずにいろいろルーズになりがち。そんな悩みをお持ちの方へ。

自分はこういう性格だから直らない、そもそも直す直さないというものとも思っていない。もしくは直そうと必死になっている、いろんなことを試している。

そのような人たちへ、1人でも解決につながれば幸いです。

結論は、モノを減らす!

モノを減らして損はない!

10分の1以下!

約半年で事務所のモノの量はこれだけになりました。
でも何一つ、困ることも不自由もありません。

本当に必要なものってわずかなもので、ほとんど不要なものに囲まれていたんだと実感をしました。

把握できる!整理される!そして増えにくい!

私は諸事情あり、昨年の4月に事務所を移転しました。

移転前は3部屋あり、部屋の外のスペースにもモノを置いていました。
移転後は1部屋。その際に思い切って多くのものを捨てました。それだけでも意を決していて、踏ん切りをつけないと捨てられないものをやっとの思い出処分しました。

そういうわけでその時点で部屋にあるものは必要最小限になったと考えていました。

しかしこの状態から10分の1以下にすることができました。

結果として、それだけのモノが減ったのに何一つ不自由になることはありませんでした。

それで感じたことは、

  • 存在するモノが把握できる
  • 抱えている情報が見渡せるようになる
  • ベクトルが減らすという方向に向いているから購入をする時熟考するようになる
  • 不要なものの存在が気になるようになる
  • 仕事の進捗により意識が向く→遅れが無くなる
  • ホウレンソウ漏れが気になる→無くなる

などなど副産物が多く手に入りました。

大混乱の昨年から半年超で変わったこと

事務所の移転時に大量のモノを処分し、そこから更に10分の1以下に。

考え方は一つだけで、そのモノが要るか要らないかを考えるだけ。最初は判断がつきにくいですが、ある程度ものを減らしていくともうあとは自然にモノが減っていきます。

2つあった棚が1つになり、3つあったデスクが2つになり、部屋もものすごく広く使えるようになりました。

そうするとモノが見渡せ、情報が把握でき、優先順位が明確になりました。

意外なのは出費も減ったこと。不要なものの中には不要なサブスク、購入物や保険、購読物や積立等が明確になり、精査するに繋がりました。

また多く関わっていた所属組織についても、最小限に絞ってその他は所属を抜けました。
そうすると会費や懇親会費等の出費もなくなりました。

この半年超でモノをへらしただけなのに、使える時間が増えて出費の削減に繋がるなど多くの効果を得ることができました。

もちろん価値観は人それぞれ

誰もがものを最小限にすることがベストである、とはもちろん思いません。

価値観は人それぞれで、ある程度のモノに囲まれた空間の中でこそ充実した生活を遅れる人もいると思います。

モノが減っても豊かさは減らない。それどころかより豊かになる!?

間違ってはいけないのは、「モノを減らす」というよりは「必要なものだけにする」という考え方であることです。

だから決して無理にモノを減らそう、というわけではありません。極端なミニマリストになりましょう、というわけでもありません。

必要なモノだけに囲まれるということは、それ以外のものを察知することができ、完全に管理・把握できる状態を維持できるということになります。

努力や工夫で自分の苦手だったキャパの把握や時間管理を改善しなくても、まず根底にある環境を変えることで改善に繋がります。

万人に当てはまるわけではないかとは思いますが、一人に対してでもお役に立つ情報になっていれば幸いです。