毎週恒例の山村でのプログラミング勉強会
業務では得られないけど業務に活かせるスキルだからめっちゃ有益
今日も毎週土曜日午前恒例のプログラミング勉強会でした。
2時間程度ですがめっちゃ楽しかったー。
メンバーは同じ地域のシステム構築系の会社さんメンバー2名と私の合計2人。
今のところの流れとしては、
事前に勉強内容を共有しておいて当日に一緒にコーディングをするというものです。
環境構築から導入するシステムから、
WEBサイト構築を中心としたいつもの業務ではあまり触れる機会のないものばかりです。
もちろん同じフロントエンドエンジニアだったとしても、
私と違ってゴリゴリ組む人もたくさんいると思います。
でも新しいツールや技術を取り入れようと思っても、
ついつい目の前の業務に追われてしまってできないという残念なことになりがちです。
こうやって自分以外の人と一緒に勉強会を継続して行うと、
嫌でも変化をしていけるので本当にありがたいですね。
この勉強会のメリットの一つとしてはそれがあります。
業務に活かせなくても自分のスキルにあってなくても楽しい
もちろん一緒に勉強会に取り組んでいる会社さんとうちとでは業務内容が違うので、
勉強会の内容全てを自社で使うという事はありません。
またやったことが無いことを中心に勉強するので、
自分のスキルよりも高い内容が主になります。
でもすっごく楽しい。
理由は多分2つあって、
1つは単純にプログラミングが好きだから。
それがどんな技術であっても直接業務と関係がなくても、
頭の中で関連付けようとするし活かそうとするし、
単純に自身にも繋がります。
目の前のものを活かせるかどうかは吸収する自分次第ですね。
もう1つは自分が理解できていない、知らないものを理解できていく過程が楽しいからだと思います。
明らかに知識とスキルが上がっていくのがわかります。たった2時間でも。
その日やったことを全て理解できるはずもないですが、
それはまた次回までに時間をかければいいだけだし、
そもそもその場で全てを理解できないくらいのことに挑戦をして理解をしようとしていることが楽しいです。
これを全て理解できた時のことを想像して、
そこに到達するのが楽しみなんだと思います。
それからすると、
初学者が入門用の学習内容に拘る必要が無いような気もします。
だって仮に理解できない内容だったとしても、
わくわくできるならその方がいいと思うからです。
それを理解したいから、
「基礎をちゃんと知らなきゃ」と考えて勉強をしたくなるのだと思います。
初学者だから初学者用の勉強をするのではなくて、
到達したいポジションを思い浮かべてそのために必要だから初学者用の内容を自ら吸収しようとする。
その方が成長が早くなるのではないでしょうか。
何気ない会話も楽しい
カリキュラムやテキストに沿って学んだり教えてもらったりする過程で得られないのが、
この雑談による「ニュアンス」の共有です。
仕組みや手順を理解することは大前提として重要なことなのですが、
コーディングするうえで、また業務のうえで、セオリーや考え方などの経験によってしか得られないはずの知識やスキルもあります。
雑談の中ではそれに近いものを得ることができます。
それはその情報を発する人がスキルを身につけるうえですでに経験を済ませてきたことだからです。
「あーなるほどここはこんな感じでいいんだ」「これってよく起きる症状で業務のうえではそんな感じで共有するんだ」みたいなニュアンス、感覚のようなものを吸収することも実務のうえでは重要だと思います。
そのためにはスクールよりもこういうフラットな勉強会に混ざるほうが、
手取り足取り教えてもらえるわけではないから脳みそをフル回転でついていく必要はありますが、
時間あたりの上達率は高いはずです。
逆に言えばいちから教えてほしい、自分で調べたり考えたりできない人には向いていないし、
業務においてもきっと苦労をすると思います。
思い切ってこういうちょっと雑な勉強会に混ざりましょう。
一緒にやってみませんか?