なお
2021.01.21

地方アパートから地方中古物件生活に変わって良かったことと課題

転居から約2ヶ月。

同じ町内での転居だったし、同市内での転居も5、6回目になるけれど、ここまでの変化は初めてでした。

昨夜ツイートしたこの投稿についてお話します。
転居をご検討されている方へ、一つの参考になれば幸いです。

転居して良かった点

  • 家賃からの開放
  • 子どもが自由に暴れられる
  • 建物の加工が自由
  • 自由にできる土地がある
  • 田畑と山林がある

などが主な良かった点でした。
もちろんケースバイケースですが参考にりますでしょうか。
以下一言ずつ感想を加えますね。

家賃からの開放

これは本当に大きいです。2020年の一年間をかけて取り組んできた固定費の削減の大部分を締めていました。

毎月の家賃支払いが無い

18歳で大学進学をしてから40歳までお付き合いをしてきた「家賃」。
あなたとの別れがここまでの幸せに繋がるとは。

もちろん賃貸のメリットもありますので万人には当てはまりません。
固定費を減らして心の余裕を得たい方には最高です。

子どもが自由に暴れられる

実は転居の一番のきっかけはこのことでした。

子どもが生まれる前から住んでいたアパートでは2階建ての2階。もちろんお隣さんもいます。

乳幼児期は泣き声を気にして、大きくなってきたら足音を気にして、とにかく常に入居者に気を払っていました。

何よりも「夜は走らないで!」とか「ドンドンしないで!」と注意し続ける毎日。子どもは何も悪くないのに。

のびのびと育ってほしくて転居を決めました。
今では遠慮なく暴れています。よかったね。

建物の加工が自由

この壁も、この床も、この屋根も全部自分のもの。借り物じゃない。
これは凄いことだなと、定期的に壁を眺めています。

20年以上の賃貸物件生活が馴染みすぎて、「所有している」ということの非現実感がものすごい。

家をゆっくりいじっていくのはこれからだけど、何も気にせず自由にできるって幸せ。

田畑と山林がある

これについては物件にもよりますが、このような田舎の物件では一緒についてくるケースは少なくないようです。

田畑を面倒をみながら生活をしたかったので、これもありがたかったです。
これについては不要と思う人もいるでしょうし、欲しくても宅地のみという場合もあると思います。

ただ農振地に指定をされている農地の名義変更は、宅地に比べてちょっと大変で、条件や書類で苦労をします。こちらについてはおいおい詳しくお話したいです。

自由にできる土地がある

これも本当に凄いことだと感じています。

この土地が自分のもの(実際は違うけど)、何を置いても何を植えてもいい。
そもそも土地がある物件を借りたことが無かったし憧れでもあったので、本当に嬉しい。

別に庭をいじらなくても何かを建てなくても、「ある」ということだけで十分幸せを感じられます。

良かった点まとめ

以上5点が主な良かった点です。
QOLは人生最高の状態です。

ただもちろん良いことばかりではないので、想定される課題を以下に記しておきますね。

想定される課題

  • 修繕費がかかる
  • 何十年ももつ保証がない
  • 場所に縛られる

よく知られていることですがやっぱりこの辺が心配される点かと思います。

修繕費がかかる

さっそく雪の影響で瓦が一枚落ちました。
自分で直そうと思っていたのですが、大工さんいわく「瓦屋にやってもらった方がいい」そうです。というか素人ではできなさそう。

築年数が経った家では、こんな感じでいつ何が起こるかわかりません。

建て付けもとても悪いです。ふすまや障子がきっちり閉まらないのはむしろ当たり前です。畳を踏むとたわんで音がするところがいくつかあります。

家賃がかからない分、修繕費についてはしっかり想定をしておかないと困ることになりそう。どこの修理にいくらかかったかという情報も今後ストックしていきたいと思います。

何十年ももつ保証がない

前項目を読んでもらうとお分かりの通り、高確率でどこかが痛みます。

何の手も入れなければどのくらい保つのかは正直分かりません。

分かった上で入居をしているので問題ないといえば問題ないですが、少しでも長持ちするように定期的に手を入れた方がいいかもしれません。

これについても何をどうしていけば長く住めるのか。
得られた情報は共有していきたいと思います。

転居を検討されている方へ

さて良い点と今後の課題をざっとみてきました。

課題項目をみると二の足を踏んでしまうかもしれませんね。
ただ直視をしておくべき点だとも思います。

問題点も一緒に理解をして、その上で物件を決定すればその後の生活も満足のいくものになると思います。

個人的には上記課題点は何ら課題ではなく、それも一つの楽しみと感じています。「瓦落ちたー!どうしよ!笑」という感じですよね。

きっと納得して物件を選んだ方には、ガタがきた部分も含めて愛着に変わっていくと思います。自分の時間と時にはお金をかけて、長く住まえる家にしていけるよう、情報交換をしていきたいですね。