地域のITリテラシーアゲヤーデ-vol.01【地域のITリテラシー向上について経営者に聞いてみた】
この取組は自分だけで考えてはだめ。
自分だけで実行してもだめ。
いろんな人から意見を聞いてみてブラッシュアップ中。
今回は経営者さんにご意見を頂戴してみました。
結論は「業者に依存しない体質づくり」
業者に何かあった場合のリスクが大きい
「餅は餅屋」ということで、販促ツール制作から集客まで、業者に頼むと手っ取り早いですよね。
依頼をすればその分の時間を得ることができ、さらに本業を伸ばすことができます。
その業者さんは会社のビジョンや取り組みも理解をして成果に繋げてくれると思います。
問題はその業者さんを変える必要が出てきた時。
ツールやそれまで集めてきたお客さんや信頼は引き継げますが、殆どを任せていた場合、ノウハウ的にはまた一からのスタートになってしまいます。
大事なのは切り分け
自社のサービスや商品のPRはあくまで自社で。
技術的に業者に頼るべきところは業者に。
業務を切り分けることができれば、自社のノウハウをベースに集客を維持することが出来ます。
もちろんその分の時間を割かなければならず、それが難しいから外注をしているケースも多いかと思います。
長期的に見れば、自社へのノウハウ蓄積や業者依存のリスクを考えると、時間と人員は割かざるをえないかもしれません。
自社で運用するには最低限のITリテラシーが必要
もちろん分からないところは業者に聞き、都度対応することもできます。
それなら仮に業者が変わっても大きな問題はなさそうです。
ただスピード感に欠けてしまうのと、本来かけるべきところに集中させるべき時間と費用を分散させることになってしまいます。
もしも最低限のITリテラシーを有していれば、おおよそのことは自社でまかなえ、今後新たなツールが出てきても早い段階で取り入れる事ができます。
ITリテラシーを向上させるには
これは今後の事業に関わってくるのですが、教えるばかりではだめだと考えています。
応用力、問題解決能力を含めたITリテラシーを向上するには、知識だけを身に着けても解決に繋がりません。
またその時だけの知識を得ても、あらたなケースには対応が難しいままです。
おそらく今後も変わらないコンピューターの根幹となる仕組みを理解することと、ITに触れ続けられる機会をつくること。
いま重要なのはこの点だと考え、事業構築を進めています。